買収成功のポイント
スムーズな買収交渉と統合プロセス実現のために
◆目的の明確化
M&A市場は一般的に売り手2割、買い手8割といわれるほど売り手市場になっています。その中で自社にベストマッチする相手を探す必要があります。 予め経営陣で買収の目的買収後の運営体制、買収による期待効果を明確にすることで、相手企業の評価が正しく出来るようになります。
◆売り手トップとの信頼関係
売り手企業にとっても手放す事業はこれまで手塩をかけて育ててきた大切なものです。 これまでの資産を大切に扱ってくれる企業に売却したいのは当然の事です。 スペックによる評価も大事ですが、最後に決め手になるのはトップ同士の信頼関係です。 売り手企業をレスペクトするところからM&Aははじまります。
◆柔軟な交渉力
M&Aはこれまで接点がなかった企業とのマッチングになります。売り手優位の市場の中で本質的な目的さえずれなければ、事業の内容に関してはフレキシビリティーをもってとらえるべきです。 特に買収後の事業はこれまでの経験やリソースを活用して自由に拡大してくべきものです。 あまりに売り手企業の過去だけにとらわれない様にする必要があります。
◆タイミング
M&Aは縁です。たまたまある時期であれば成立した案件も、1年後であれば状況が双方とも異なってきて成立しないケースも往々にあります。 決断のタイミングを大事にし、いたずらに交渉の時間を延ばすといった戦術はM&Aの交渉においては必ずしも有効ではありません。
◆人柄、強い意思
中小企業はオーナー、代表者の人格が色濃く反映されます。 M&Aは企業、事業の売買にはなりますが、交渉の最終局面においては代表者同士の信頼関係が築けるかが最も重要になります。 買収への意思が固まったのであれば是非代表者のお言葉で、買収後の事業拡大イメージ、将来像を語っていだければと思います。 その思い、意思は間違いなく相手側にも伝わることでしょう。
まずはどのような方法が最適か是非ご相談ください。
M&Aは経験がないという方も多くいらっしゃいます。ご相談は無料ですので、納得いくまでご質問ください。